女性のタイプ別!好かれやすいメンズファッション
はじめに
皆さんは現在気になる、または好きな女性はいますか?
今回提案する内容は、そんな方に是非知って頂きたいものとなっております。
現在そういった相手がいない方も、いつか必ず役に立つ知識です。
私は普段フリーのモデルとして活動しています。
職業柄、普段から様々なジャンルの洋服を着ます。女性と接する機会も多いのですが、会話を交わす中で男性の服装の好みが女性のタイプによって違いがあると感じます。
ここでいう女性のタイプとはジャンル(清楚系、ギャル系等)という意味合いに近いものです。
何が伝えたいのかというと、女性はそれぞれに、より好意的に感じるファッションが存在しているということです。
女性のタイプ別に存在する服装の好みの違いを知っておくことで、好きな女性にとって、より印象の良い服装が出来る可能性が高まります。
その結果、意中の相手と恋愛が上手くいく可能性が格段に上がるという事に繋がります。
もちろん服装だけで全て上手くいくということではありませんが、好きな女性の好みの系統に寄せることは印象を確実に良いものにしてくれます。
私は女性のタイプそれぞれの好きなメンズファッションの違いを、より明確にする為に改めて様々な年齢層や職業の方と会って情報を集めました。
また、多くの方がSNS等で発信している、よりパーソナルな情報も基に、女性によって違いのある好みの系統に合わせた好かれやすい服装を男性向けに提案したいと考えました。
当然、そのタイプの女性皆が好きであるという完全無欠なものは存在しませんが、これを読む事で高い確率で意中の女性に好印象のファッションを選択する事ができるようになります。
今回は、私のこれまでの経験や知識と、集めた情報を基に女性のタイプ別に好かれやすいメンズファッションを独断と偏見を交えて提案していきたいと思います。
【第1章】好かれやすい服装について考える必要性とは
好きな女性と恋愛を成就させる為に必要な要素は何だと思いますか。
いわゆる3高(高収入、高学歴、高身長)や整った顔、高い会話スキルや抜群のユーモアセンス。
もちろん、これらの条件を揃えていれば意中の相手との恋愛はおそらくとても高い確率で上手くいくでしょう。
ですが世の中の男性が皆、これらの条件のうちどれか一つ、ましてや全てを揃えている訳ではないです。
こういったものは才能や先天的な要素も大いに関係します。
そうなると再現性は高くありません。特別な能力を必要とする条件を、すぐに満たして好きな女性を落とすということは難しいでしょう。
・服装はすぐに着手出来る再現性の高い武器である
ですが、好かれやすい服装をすることは先天的や要素はほとんど関係ありません。知識を得てセンスを磨いていくことでファッションに対する感度は高まっていきます。
特別な条件や才能を要さなくとも、好みの女性の印象を格段に上げる事ができる手段であるといえます。
服装を変えるということは今すぐにでも取り掛かることが出来ます。
洋服を買うとなるともちろん多少の出費はありますが、先程挙げた条件に比べるとかなりハードルは低いのではないでしょうか。
ファッションが変わると格段に印象が良くなるなんて、結局それもルックスが良い人限定の、ただしイケメンに限るみたいな話じゃないの?と感じる方もいると思いますが、決してそんなことはありません。
逆にルックスが武器で顔が整っていても、センスが悪かったり、その女性にとってあまり受け付けない服装でデートに臨んでしまうと、イケメンで見た目が良いという強力な武器を持っていても第一印象から大きく損をしてしまいます。
顔に限らず、洗練されたスマートな振る舞いや、女性慣れしていてデートをスムーズに展開することができるといったような魅力的で恋愛強者になり得る要素を持っていても、強力な武器が服装の印象によって半減する場合があります。
服装を間違えてしまうと第一印象から良くない印象となってしまい、せっかく強味を持っていてもその後の
デートの展開が不利な状況に陥る結果になってしまいます。
人には『初頭効果』といって初めに抱いた印象が強く残る心理的な働きがあります。
最初の印象は残りやすい為、その後の評価にも大きく影響を与えます。
つまり第一印象があまり良くないものであった場合、好条件を揃えている男性でも最初の段階から、意中の相手と上手くいく確率を大きく下げてしまうかもしれません。
ですが、ファッションに対して感度を高めると相手の好みに合わせた服でデートに臨む事が出来る為、仮に大きな強味を持っていないと思っている男性でも意中の女性に対して第一印象から大変優位な状況を作る事も可能になります。
初頭効果を左右する一番大切な要素がファッションといっても過言ではありません。是非、洋服に対しての
知識を深めて心理的要素も味方につけましょう。
自分が持っている個性も活かしながら、好きな女性のタイプを把握して、その人の好みに合わせた服装をする事が出来れば恋愛が上手くいく可能性は今よりも飛躍的に上がるはずです。
・大半の男性は女性のタイプに合わせた服装を意識していない
好きな女性が好みそうな雰囲気やファッションの系統を考える事がなぜ必要なのか。
それは世の中の大半の男性がそういったことを女性と会う際に意識していないからです。
普段からよほど洋服に関心があり、好きな方であれば考えているかもしれませんが、デートの際に意中の相手がどんな系統が好きだろうかと考える余裕まではないという方が大半だと思います。
好みに合わせて洋服のテイストまでしっかり考えるといったことまでは普段なかなか気が回りません。
結局よくわからなくてよく着ているものや、とりあえず持っている中から決めた勝負服でデートに向かうことが多いと思います。
もちろん、愛着のある好きな服を着るというのは素晴らしいことです。
お気に入りの服装や自分はこれだというスタイルがある方は、自分の個性を活かしつつ、その系統が好きな確率の高い女性にアプローチをしましょう。
そうすれば第一印象から好印象を抱かれる可能性はグッと高まります。
【第2章】女性のタイプ別好かれやすいファッション
さて、いよいよここからは女性のタイプ別に大きくハズさない、好きな傾向の強い服装を提案していきたいと思います。
まずは女性のタイプを大きく分けて5つに分類します。
最初に大まかなイメージを掴んでもらいたいので、女性によってそれぞれ存在する主な特徴と趣味嗜好を挙げていきます。
偏見も交えておりますが、皆さんの好きな女性がどのタイプに近いのか、判断する際の参考にして頂けたらと思います。
それを基にした好かれやすい服装は後述します。
・女性のタイプの分類と趣味嗜好
1.清楚・キレイ目タイプ
このタイプに分類される女性は大多数を占めるのではないでしょうか。
職業は主にOL、または看護師や保育士の女性が多いです。
お洒落な流行りものが大好き。SNSの更新頻度も高め。人気のものは一通り把握しているといった傾向があります。
〇印〇品やオーガニックなものにも目がない。自身の服装は流行を取り入れた女子アナテイストのキレイめなものが中心。
個人差はありますが、髪は黒髪か茶髪、もしくはアッシュ系の髪色。
髪型はヘアオイルで少し濡れた感じのツヤのあるショートヘアーか、同じくウエットでボブくらいの長さの、ゆるめにかかったパーマヘアーなど。
いわゆるゆるふわ系の雰囲気の女性がイメージしやすいと思います。
新しく出来たカフェ等のお洒落なスポットには高い確率でいます。
お洒落に対しての意識が高めで、ファッションや音楽、映画、アートといったジャンルに強いです。
インテリアや雑貨にも関心が高く、部屋にガラスボトルに挿したドライフラワーが置いてあれば高確率でこのタイプの女性です。
男性の服装の好みも流行りのブランドやスタイルで、クリーンな雰囲気が受けます。
また、女子大生の多くはこのタイプに区分されると言っていいほど傾向が似ているので、好みの女性が学生の場合は基本的に清楚・キレイ目系に受ける服装の系統を押さえておくと良いでしょう。
2.ギャルタイプ
キャバ嬢・ホステスなど夜職といわれる職業の女性は、このタイプが多いです。また、製造業や運送業などの男性が多い現場にいる方もギャル気質の割合が高め。
クラブなど、人が多く社交的な場所を好み、服装も露出が激しめで派手です。
ギャルも様々なタイプがいますが、見た目ではその違いがわかりにくいです。
ですが一貫して言えるのは、派手で目立つものと場所が好きです。
性格も明るくて、人見知りをあまりしない為、懐に入るのが上手くて話してみると打ち解けやすい印象があります。
髪型は金髪や明るい茶髪など、派手な色を好み巻き髪や前髪をかきあげたスタイルが多いのもわかりやすい特徴です。
音楽はEDMなどの重低音(大音量)を好みます。
このタイプの女性は基本的に車にも関心があります。外食はカフェよりも居酒屋派の割合が高いです。
キャバ嬢やホステス系の女性はお客様が富裕層な場合も多いのでハイブランド嗜好が強いです。
交友関係はイカつめの若手経営者の知り合いが沢山います。
全体的に、少しやんちゃな雰囲気を好むのでそれをファッションにも取り入れたいところ。
3.サブカル好きタイプ
アニメや漫画など一つの趣味に没頭していたり、人とは違うものが好きな傾向にある女性はこのタイプです。
職業は雑貨店のスタッフや若手美容師など、ファッションや髪型が自由で個性を出しやすい仕事をされている女性に多いタイプです。
基本的に映画や音楽に造詣が深く、ひとクセある男性が好きな傾向があります。
バンド系のミュージシャンの情報に精通しています。(ヴィジュアル系バンドの熱狂的なファンであるバンギャと呼ばれる女性もこのタイプです)
テクノ系の音楽にも関心が高かったりします。
都内であれば原宿、下北沢や高円寺などのコアで個性的なものが集まる場所が好きです。
年齢層は全体的に若く、ヴィ〇バン、一眼レフ、ド〇ターマー〇ンなどのアイテムを好んで身に着けています。
ファッションは個人差が激しいですが、パンクやロリータなどの独特のスタイルを取り入れている方もいます。
古着にも詳しくて、古着屋巡りが趣味といった方も一定数います。
独特の感性を持っている為、一風変わった雰囲気が好まれるでしょう。
4.キャリアウーマンタイプ
女性経営者や、公務員などキャリアがありバリバリ仕事をこなす女性はこのタイプ。
モデルや帰国子女などの意識高めで海外志向の方も多い印象です。
社会的に高い地位を持っていて自立心が強く、自分で稼ぐ力があるのでハイブランド嗜好の女性も存在します。
映画であればプラダを着た悪魔、SEX&THE CITY等を好む傾向があります。
服装はいわゆるコンサバ系で、スーツスタイルなどきっちりした印象の洋服を多用します。
洋服よりも高級ブランドのバッグや靴に関心が高い傾向。
モデル系の女性は性格や考え方は似ていますが、よりファッショナブルな印象です。
ここでいうモデル系はファッションショーが主戦というよりは、雑誌や広告媒体のモデルとして活躍されている方を指します。(読者モデルも含む)
5.ハイファッション・服オタクタイプ
コレクションモデルや、高級セレクトショップの店員など、服そのものに関心の高い職業の方がこのタイプです。
男性側も知識豊富で洋服が好きで仕方ないという方は波長が合うと思います。
ですが被服費も他のタイプの女性に比べて大きい為、価値観が似ていて洋服に関心が高くなければ話が合わない可能性が高いです。
同じモデル系でも、キャリアウーマンタイプで説明したモデルとは違うパターンのコレクションモデル系の違いを説明します。
海外や国内のランウェイを歩いた経験があり、主にファッションショーを主戦場とする方を指します。
ショーを主戦場とするモデルは洋服を魅力的に見せるプロ中のプロであり、洋服自体に並々ならぬ情熱を持つ方も少なくありません。
その為、他のモデルより服オタクの気質があります。
セレクトショップ等ハイエンド層のショップ店員も博識であるがゆえに、こだわりが強い傾向にあります。
もちろん大学生やOLなどの職業の方にもこだわりが強い方がいますが、SNSを見ると洋服についての内容や写真ばかりを上げている場合が多いため、そこまで判断は難しくありません。
こうしたタイプの女性たちはその道のプロも多く、洋服についての知識がとにかく博識である為、ファッション上級者向けであるといえます。
しかしこのタイプにあたる女性でも、稀なパターンで意外と男性の服装はシンプルで良いという女性もいます。この場合は判断が難しいです。
会う前の段階で、ハイファッション気質な女性には入念に、男性の服装にもこだわりを求めるタイプか探っておくと良いでしょう。
・タイプ別の好かれやすいファッションを考える
大まかではありますが、それぞれのタイプにどのような特徴があるか、少しイメージが掴めたのではないでしょうか。
ここからタイプ別のハズさない服装を具体的に挙げていきます。
1.清楚・キレイ目タイプ
このタイプの女性は基本的に爽やかでお洒落な雰囲気を好みます。
白、茶・ベージュ系などクリーンなものを中心に、青や紺系の寒色も時折加えたこれらの色味を基本として服装を考えていくと良いです。
なお、明るめのパキっとした原色はあまり評判が良くない傾向にあるので控えた方が無難です。
お洒落に対しての意識が高く、他のタイプと比べても特に流行に敏感なのでその時々で好きな色味やシルエット、アイテムが変化します。
その為今回は不変的に受けの良いスタイルを提案します。
服装のジャンルとしてフレンチカジュアルが最もハズさないと思います。
フレンチカジュアルとはボーダーの半袖や7分丈Tシャツ、ギンガムチェック柄のバンドカラーシャツ(立襟)にチノパンを合わせるといった清潔感のある大人なスタイルです。
検索サイトで『パリ フレンチカジュアル メンズ』などのワード入れるとクリーンでお洒落なスタイルが沢山見つかるので是非参考にしてください。
清楚・キレイ目タイプの女性はブランドなどに強いこだわりがあるというよりは、コーディネートのわかりやすい配色やサイズ感のバランスがお洒落かどうかを評価基準にしている場合がほとんどです。
個人的な提案としては、フレンチカジュアルスタイルを軸に、襟付きシャツやスウェット、もしくはオーバーサイズ気味のパーカーなどもどれか加えると着回しの選択肢がより広がります。
パンツはデニムとベージュのキレイ目のチノパン、黒・紺色か茶系のワイドシルエットのスラックスを1本持っておけば楽です。
夏場は無地Tシャツ(特に白、茶系)とデニム、秋冬はロング丈のチェスターコートかトレンチコートなど(黒・紺色かキャメル系)のどれか1つか2つを季節に合わせてファストファッションブランドで揃えればコストも抑えながら服装を組み立てられます。
夏はTシャツとデニムだけじゃ自信がないという方は、Tシャツは普通のサイズ感のままでデニムをユルっとしたワイドシルエットか、裾にかけて広がったフレアシルエットのものを選びましょう。
ほんの気持ち程度自分の感覚では大きいかな?くらいが丁度良いです。
このサイズの感覚は他のパンツでも同様です。春・夏のトップスの洋服が軽めの時期はパンツのシルエットを変えれば垢抜けた雰囲気になります。
もっと色のバリエーションを増やしたい方は前述の色味に加えて淡い緑やピンクがおすすめです。
クリーンで爽やかな印象になりやすいです。『淡い』というのがポイントです。
2.ギャルタイプ
ギャルタイプの女性に受けるのは基本的にストリート感の強いスタイルです。
ギャルタイプの女性も普段からストリート系のファッションの方が非常に多いからです。
自分は違う系統の服装をしているギャルの女性であっても、周りの友達がストリート系のファッションの場合が多い為、この系統そのものを嫌いである確率は低いです。
最近ではストリート路線に舵を切っているハイブランドも多く、一時期のピーク時に比べるとかなり落ち着いた感はありますが、日本でも依然根強い人気があります。
そうしたハイブランドの洋服を使いスタイリングされたストリートファッションを
ハイストリートといいます。こちらのスタイルは特に受ける傾向にあります。
特徴としては大きくブランドのロゴがプリントされたパーカーやスウェット等に、細身のブラックデニムを合わせるといったスタイルです。
ハイストリートは数年前、海外セレブを中心に人気が爆発しましたが、日本でもやんちゃな男性を中心にこのスタイルを取り入れている方が今でも多く存在します。
ですがピーク時に比べるとブームが落ち着いたこともあり、当時人気だったハイエンドな価格帯のブランドの商品であってもフリマやオークションのアプリ、リサイクルショップを利用すれば手が届く価格帯で買えるようになりました。
その中でも狙い目としては、当時思ったより人気のなかったアイテムです。
デザインやサイズ感などの理由で人気が思うよりも上がらず、定価が高騰しなかった商品はフリマアプリなどの二次流通の市場を利用して探せばかなりのハイブランドでも30,000円以下で買えたりします。
社会人の方なら少し奮発すれば1着なら手が出せる価格帯ではないでしょうか。
加えて、今見るととても優れたデザインやシルエットのものが多い為、掘り出しものを購入できることもあるかもしれません。
そんなにお金をかけれないという方は、スポーツブランド(ナ〇キ)とファッションブランドとのコラボ品を狙うと良いです。デザインも先進的で格好良く、ハイストリートより値段も張りません。こちらも良品が見つかりやすいです。
ハイストリートスタイルをそのまま取り入れるもよし、コスパのバランスを考えて楽しむもよしです。ストリート系ファッションの取り入れ方は様々です。
少しやんちゃな雰囲気を好むギャルタイプにぴったりの系統だと思います。
3.サブカル好きタイプ
サブカル好きで個性強めな女性は特に、人によって好きなファッションにかなりのバラつきがありますが、確定要素としては、少し変わった雰囲気を好みます。
様々な服装の中から考えた結果、最もバランスが良く、このタイプの女性に受けるのは古着スタイルであるといえます。
なぜ古着スタイルかというと、サブカル好きの女性はカラフルで奇抜な服装やロックテイストの強い服装など、系統によって様々ですが、そんな彼女たちがそのような独特の洋服を買っているのは、古着屋である場合がほとんどだからです。
古着の魅力として、大量生産ではなく1点もので、他人とかぶらない個性的な洋服が手に入るというものがあります。
個性的でひとクセある洋服が欲しい人は、コスパと質の良さのどちらもある古着屋で調達している可能性が高いです。
自分の個性や感性を大切にするサブカル好きタイプの女性はそんな魅力のある古着というジャンルに自然と惹かれます。
サブカルチャーというマイノリティなものに魅せられた女性であれば、独特で人と被らず時代背景などのストーリー性もあって面白いものが多い、古着を取り入れたメンズファッションを嫌いなはずがないと断言してもいいくらいです。
問題は古着をどう着こなすかということですが、男性の古着を使った服装は軍モノを使ってスタイリングすると良いでしょう。
軍モノとはアメリカや欧州の陸軍や海軍で昔に実際着られていたものの中から、デザイン性や機能性に優れたものを現代のファッションに取り入れた古着のジャンルです。
軍モノの古着は比較的安価で、それでいて格好良い洋服が沢山あります。
私がおすすめする軍モノの古着はUSネイビー(アメリカ海軍)です。どのアイテムも素晴らしいですが特にコートとパンツ、サービスシューズ(革靴)はデザイン、機能性共に抜群のクオリティです。
フランス軍の古着もキレイ目なシルエットの中に軍モノの武骨さも感じる大変素晴らしい仕上がりのものがたくさんあります。
値段も張らず、コーディネートする際の取り入れやすさも抜群です。
個性、感性が両方豊かなサブカル好きタイプの女性に興味があるなら、この機会に是非軍モノの古着を使った服装に挑戦してみてはいかがでしょうか。
4.キャリアウーマン系
大人な女性が多いキャリア系の女性には、渋くて色気のあるスタイルが好かれやすいと思います。
提案するのは、イタリアンクラシックスタイルです。
イメージしやすいのは、いわゆるジャケパンスタイル(テーラードジャケットとパンツを組み合わせたコーディネート)です。
それをイタリア製の柔らかな仕立ての良いテーラードジャケットとシャツ、美しいテーパードのスラックスで昇華させた大人のファッションです。
心配なのはコスパですが、主要なブランドのものを新品でも二次流通でも少し探せば意外と手軽に揃えることが可能です。
クラシックスタイルの色味はグレー、ネイビー、キャメルを中心に考えるとコーディネートが組みやすくなります。
上記の色味のセットアップにタイドアップ(ネクタイを締めたスタイルのこと)して足元はブラウンのレザーシューズで決めればとても色気のある雰囲気に仕上がります。
大人の魅力満載のキャリアウーマンは、雰囲気抜群のクラシックスタイルで酔わせましょう。
5.ハイファッション・服オタクタイプ
このタイプは難易度が高めで上級者向けと先述しました。
ですが洋服に関心が高く自分も服オタクだという方であれば逆にあまり考えなくてもよいかもしれません。
なぜかというと、ハイファッション志向の女性にはモード系ファッションが最適解だからです。
モード系ファッションは定義は諸説ありますが、パリコレ等に代表されるコレクションブランドが提案する前衛的なスタイルを指します。
モードとはフランス語で流行、または非凡なお洒落という意味合いを持ちます。
日本では白や黒を基調としたモノトーンな服装の意味としても使われています。
元々服が好きな方であればモード系の洋服を既に所有している場合も多く、取り入れることは比較的簡単です。
これからモードに挑戦しようとする方は、コレクションブランドのものを揃えたりする為少々値段が張ることを覚悟のうえでこのスタイルを取り入れましょう。
ドメスティックブランドであれば、海外のブランドに比べれば価格も良心的です。
ネットで見ることが出来るので、東京コレクションなど国内のファッションショーをチェックして、お気に入りのモードスタイルを見つけましょう。
稀にいる、男性はごく普通のスタイルが良いという方の場合にはジャケパンスタイルにしましょう。
こなれた雰囲気かつクセのない服装ですので、大きくハズさずに好印象を与えることができます。
【第3章】好きな女性とは違うタイプの好みも理解しよう
女性のタイプによって異なるそれぞれの趣味嗜好を踏まえた、好かれやすいファッションについて書いてきましたが、ここでもうひとつ大切なことについて触れます。
それは様々な女性の特徴や考えに興味を示し、理解しようと心がける大切さです。
これまで、5つの分類に女性のタイプを振り分けてスタイルを提案してきました。ですがこれは完璧なものではないということを理解しておかなければなりません。
もちろん、多くの情報や実体験を基にした精度の高い提案であると自信を持っております。
しかし完璧ではないといわなければなりません。それは、人間がそんなに単純ではないという理由があるからです。
同じ分類の中でも、実際はもっと多様な性格の女性がいて、人によって様々な特色や思考を持っています。
人間の好みに完全無欠な論理はしませんが、理解しようとする姿勢を保つことで、相手の女性の好みや考えが以前より明確に見えてくるきっかけになります。
・関心を持つ姿勢を大切に
女性に対して心から関心を持つように心がければ、接していく中で相手の好みの傾向を捉えやすくすることは出来ます。
例えば清楚系の見た目でも性格はすごくギャル気質といった人もいます。
また、キャリアウーマンでも実はアニメや漫画が大好きで、サブカル女子の側面も持ち合わせている女性もいるでしょう。
ただ意中の女性の好みの傾向だけを知るのではなく、一見真逆なタイプについても目を向けてみましょう。
そうすると、こんな一面もあるから、もしかしたら本当は違うタイプのほうに近いかもしれないといったこともあるかもしれません。
相手をより深く理解し、好みの傾向やタイプの判断が正しく行える感性をどんどん養っていきましょう。
・それぞれに良さがある、尊敬の気持ちも大切に
この章で触れてきたマインドセットを持つことは、好かれやすいファッションをするうえでも、女性とデートをする時でも共通して大切なことです。
様々な女性がいて性格も、バックボーンも異なります。ですが、見た目や性格のタイプは違っても、それぞれに異なる魅力があるのです。
こうした尊敬の気持ちが根底にあるかどうかは大事です。こんな感じが好きでしょ?といった思いはすぐに見透かされてしまいます。
ファッションのスタイルも大切ですが、意中の女性をより理解したい一心で、少しでも良いと思ってもらえたら嬉しいという気持ちを持つ姿勢も同じくらい大事ではないかと感じています。
おわりに
普段洋服と沢山関わっている私が何か皆さんの役に立てることはないかと考え、好かれやすいメンズファッションを提案するという答えに辿り着きました。
洋服には関心が無くて、ファッションはどうでも良いと感じている方も一定数いるでしょう。
ですが、そのような方にこそ、読んで何か伝わることがあれば良いなと思っています。
大切に思う素敵な人とのデートや幸せな瞬間に、ファッションセンス等の見た目によるちょっとした理由で、知らない間に印象を損ねてしまうことは本当にもったいないことです。
服装は相手の事を考えて意思を持って取り組む姿勢があれば、誰でもより良い方向に変われる可能性があります。
今回ここで得た知識が、たとえ微力でも意中の相手と楽しい時間を過ごせるきっかけとなり、役に立つことがあれば大変嬉しく思います。